渡辺です。
今回は、最近かなり問い合わせが多い「ママ美容師限定サロン」についてお話しさせていただこうかと思います。
最初にお伝えしたいこと
ママ限定サロンのお話の前に一点だけお伝えしておきたいことがあります。
よく勘違いされるのですが、
弊社で募集している美容師は、
「ママ美容限定」ではなく「女性美容師限定」で募集をしている
ということです。
・ママ美容師限定サロン
・一般サロン(女性限定でママ美容師も含む)
の2レーベルで運営をしています。
なんでこんなお話ししたかというと、
結構ママ美容師の環境が他にはあまりない振り切った環境過ぎて、その印象がどうしても強くてママではない方を遠ざけてしまうことがあるんです。。。
「ママだけの募集ですよね?」
と実際SNSのDMとかでも聞かれたりと。
弊社が運営するサロンは全て、女性スタイリスト限定で、そのうちの一つにママ限定サロンがあるということですね。
ママサロンでの働き方
営業時間や休み、シフトについてお話しします。
営業時間について
ママ美容師サロンの営業時間は、9時〜17時までです。
17時には終わるようにラストオーダーを取ります。
社員の契約自体は17:45までですので、カルテ入力や掃除などをやっても17:30までには帰ることができますので残業はさせません。買い物して帰ってゆっくり食事の支度も可能です。
パート契約の方がいる時は、片付ける項目を割り振り、偏ることがないようにすることでどちらも気を使うことがないようにしています。
早上がりについて
全員ママですので、
早上がりでの肩身の狭い思いをすることはありません。
全員理解者であり、お互い様ですので、
・学校行事
・保育園の行事
・家庭の用事
などでの早上がりはみんなでカバーしあって成り立っています。
事前に申告してシフトに反映しているので、予約に影響することなく子供や家庭への時間を取ることができます。
一般サロンへの勤務だとしても、
会社全体でママ美容師への理解が「文化」レベルであるため、嫌な顔するスタッフはいません。
全員女性美容師ですし、自分たちも将来は結婚し、長く働ける環境として弊社を見ているからです。
詳細はこちらの記事でご確認ください↓
[blogcard url=”https://www.hairprego.com/recruit/blog/984/”]
休みについて
・毎週日曜定休+1日の完全週休二日制
・祝日は全て休み(GWも)
・有給休暇が法定通り付与される
なので、必ず家族との時間をゆっくり取ることができます。
家族は子供だけではないですよね。
親の介護などする機会も増えてきます。
美容師なのに(と言ったら美容師以外の方が聞くと違和感あるかもしれませんが…)
優先したいプライベートをちゃんと優先できる環境があります。
弊社のサロンは、
「プライベートと仕事を両立して豊かな人生を送れる」
ことをコンセプトとした労働環境ですが、
特にママサロンは、
「家庭とプライベートと仕事を充実させることができるゆとりのあるサロン」
ということになります。
自分の時間も大切ですからね。
有給で夏季休暇や年末年始休暇として使うことも可能です。
「仕事ばっかりで家族との思い出が少ない」
なんてことにはなりません。たくさん思い出を作ってください。
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急な家族の体調不良のとき
特に子供の体調不良による保育園や学校を休まなければならない時。
ママ美容師の一番気がかりなところではないでしょうか?
・予約のお客様にはどう対応しよう…
・スタッフ人数パンパンに予約入っているのに回らなくなっちゃう…
この辺の問題も、解決済みですので安心して働いてもらえますよ。
予約に関してはどうしようもないですから、お客様にはあらかじめそういうサロンだということをお伝えしてご了承いただいております。
すぐに連絡を取り、その旨をお伝えしして別の担当か日を改めていただいております。
「そんなの失礼じゃ…」
と長く美容師をやっていると思いますよね。
しかし、それを「有り」として会社が形としているので、お客様に気を使ってしまうこと以外に罪悪感を少ないようにしています。
よくあるのは、
「なんとしても出てきて」
「どうにかならないの?」
という会社(店)側の対応が多いですね。
経営者からしてこれだから周りのスタッフもそうなって、ママ美容師が肩身の狭い思いをすることになるのです。
弊社では会社はもちろんお客様もスタッフも理解のある環境になるよう取り組んでいます。
予約がパンパンで人数がどうしても足りない時は、
休みのスタッフや他店のスタッフに声をかけることもあります。
もちろん強制ではないですし、そのような圧も感じられないよう気を遣っています。
スタッフ同士も同じ境遇通でお互い様なため、予定がない場合は快く変わってくれますので、お客様にご迷惑をおかけして申し訳ない気持ちでいっぱいになるなんて状況にはなかなかなりませんので安心してください。
もちろん代わりに出勤した分の給与計算等もちゃんとつけて計算しています。
給料について
ただ「うちの給料はいいです」ってもう聞き飽きているかとおもみます。それにいいこと言われて騙され続けている人も多いかと思いますので、そのカラクリも含めてお話ししますね。
従来のおかしな給料設定
美容師の給料って、
「社会人としての平均水準以上の労働時間なのに平均水準以下の給与」
という、労働時間に相反する関係性が特徴のヤバい業界でした。
言葉にすると相変わらずヤバいですよね。
これじゃ人はいなくなるわけです。
もう一点おかしな点は、
明らかに無理な給与テーブルです。
これだけ売り上げがいけばいくら給料もらえる。と明記されていて、意欲を掻き立てるような設定がされていることが多いのですが大体は、
・この低めの単価でその売り上げ出すのにどんだけ長く働けばいいの?
・仮に長時間働いてその売り上げ目指そうにもヘルプしてくれる人が不足していて無理だよね?
という感じで、大体無理があります。
簡単な計算で、
売り上げを上げるための営業時間を短くしたなら、単価を上げなければ絶対にその時間内に設定している給料へは到達できませんよね。これはもう詐欺に近い(笑)
だから弊社ではまずちゃんと整合性のある設定を作り、それをもとに営業時間、スタッフ数、単価(メニュー価格見直し)、リピート対策、を全てまとめて設計しなおしました。
ここまでやらないと、
「この労働時間でこの給料」
という根拠は作れません。
Pregoの給与の設定条件
それは、
・年間休日日数120日(完全週休2日+祝日)で、
・1日8時間労働で、
・ヘルプ一切なしでも、
・1日4人担当で、
・売り上げ80万円を上げることができ、
・売り上げ80万円(税抜)でママサロンは約28万円支給、一般サロンは約30万円支給の設定(ボーナス分込み)
となっています。
そのためには簡単な計算式で、1時間あたりどのくらいの単価が必要っていうのはおのずと出てしまうんですよね。
ほとんどのサロンはこれを無視して、たくさんヘルプを使って人気のある一部の人しか辿り着けない設定になっています。
それではヘルプについている人たちは売り上げ上がらないから給料に反映されませんよね?
Pregoではそんなこともありません。
そのために価格もオープン当初の設定から、算出された時間単価に全てを合わせて大幅に変更しました。
誰がどうやっても設定した単価にしかなりませんから、大好きな仕事で、目の前の方に集中することができる環境です。
「もっとトリートメントとか勧めて単価あげろ」
とか昔は結構ありましたよね。
何も疑わずにやっていましたがあれって無理ありますよ。
得意不得意で人によって差がでますし、そもそもその予定がない方に無理に進めるのもおかしな話ですし。
将来の心配なく、安心して好きな仕事を続けられる環境にするには、単価は会社が決めるもの(上げるもの)というのが私たちの考えです。
ブランクや心配な技術に対して
中にはブランクの長い方も少なくありません。
久々すぎてシャンプー練習で何度も背中まで濡らされたこともあります。
カットもそうですが、最近の薬剤のことなど不安なこともありますよね。
Pregoママサロンでは、絶対に残業はさせないため、技術サポートは営業を早く終わらせて行います。
17時閉店なのに!?
と思われるかもしれませんが、なんの裏もありません。15:30で閉店して17:30まで行います。
もちろん自由参加です。
しないで帰ってもいいです。
内容は私がカットなどをしっかりと説明して教えます。
空いている時間に見れるベーシックカットの動画マニュアルもありますが、その部分でわからないところなどをより細かに教えます。
あとは、どんな人が対応してもしっかりリピートできる技術マニュアルを用意していますので、それを覚えてもらう時間に使ったりもします。
とにかく、家庭に影響せずに結構しっかりとサポートいたしますので安心してください。
下記の記事では、技術不安やブランクのある方がどのような仕組みで成果を出せているかを具体的に説明しています。
ぜひあわせて見てください。
[blogcard url=”https://www.hairprego.com/recruit/blog/897/”]
一番の魅力
やはり全員がママということですね。
周りの理解がないわけありません。
全員ママのみにしている1番の理由はここです。
だから肩身の狭い思いをするはずもなく、急な休みで穴が開いてもお互い様の気持ちでカバーし合えるのも安心できる環境。
話し合いをする際も同じ方向性を向いているから早く解決します。
これが世間一般のサロンでママ募集しているおところでは、独立したい人、自分のペースでやりたい人、会社に貢献したい人などいろんな方向を向いているから話が噛み合うわけがないんです。そんな中にママが入ったら気まずくなって当然ですね。
私自身も家庭を優先する3児の父ですので、会社全体がママに対して理解力のある環境になっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ママ美容師限定サロン詳細をご説明しましたが、たくさんありすぎて省いたところはまた今度お話ししますね。
質問等あればお気軽にしてください。
ホワイトな経営なので濁すことなくはっきりお伝えいたします。
ただ、ママサロンは応募が多く、現状は条件付きのパート1人しか募集しておりません。
今後店舗を出展する際にはママ美容師限定サロンとして出していく予定ですので、その際にまた募集はさせていただこうかと思っています。
それでは👋
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