hair Pregoを運営する株式会社ビノス代表の渡辺です。
Pregoには主要メニューやベーシックカットに対してマニュアルがあります。
中でもベーシックカットは動画マニュアルになっていて、いつでも見れて個人練習の時にも間違ったやり方をやり続けてしまうことなく練習することが出来ます。
Pregoのベーシックカットマニュアルで一番重要視していることは、
『あいまいに切っている部分を理解すること』
『短時間で切れ左右もちゃんと合わせやすい基準があること』
です。
また、あいまいに切っている部分はほとんどの人に共通しています。
だからその共通点をピックアップしやすいので、各スタイルの中にそれらを織り交ぜて切り方と共に説明しています。
今までいろんな中途スタイリストのカットを見てきましたが、カットを学ぶ際に、みなさんうまくなりたいと思う気持ちが先走って「切り方」を重要視しがちです。切る手順と言いますか。
しかし、実際は縦スライスのつもりで切っていても縦になっていないのに気付いてなかったり、肘が下にある時は縦だけど上にある時は肘が下がって斜めになっていて左右でレイヤーの感じが違ったり。
頭の中で思い描いている教わった切り方と、実際に自分の動きが違うことに気付かず左右差が出たり、重くなり過ぎていたり、上下のガイドがちゃんとつながっていなかったり、骨格の切り替えポイントをまたいでしまって段差がいくつもできてしまってガタガタになっていることに気付かずにやっている方が多いことに気付きました。
要は、基本的な正しい動きが出来ていないから習ったことが再現できていないということです。
それってせっかく切り方を学んでももったいないことですよね?
まずは頭の中の切り方通りに体が動かせるようにしながら、スタイルを覚えていくというものになります。
切った後にセルフチェックできるように見るべきポイントも挙げていますので、自主練習時にも間違いなく得レベルアップできるということです。
そんなベーシックカット動画マニュアルもそろそろ更新の時期になってきました。
というのも、僕もサロンワークに出ていますが現場で同じ切り方を繰り返していると「もう少しこう切った方がいいな」という気づきが生まれてくるからです。
最近ではその繰り返しで少しずつ切り方が変わってきたため、より良いものに変えようということです。
より現場で活かせる技術にするため、まずは台本作りからまた頑張りたいと思います。